それは、探偵業法が施行する前には、自称・探偵という怪しい人や会社がたくさんいた時代があったからです。
探偵業法が施行する前は、興信所と依頼者のトラブルがかなりの数発生していたようです。現在は興信所(調査業)として営業する場合、公安委員会への届け出が必要になっていますので、トラブル情報はかなり減ってきているようです。
実際、営業している興信所は優良な興信所がほとんどなのですが、「依頼してよかった」といった興信所の良い噂は、あまり表に出ることはありません。
他人に自分の家のトラブルを明かしてまで、クチコミを広めようとは一般的には思わないからです。
まじめで地道な探偵がたくさんいても、依頼者の方が良い興信所を探しださなければ、出会うことはできないのです。
「料金が高ければ、説得力がある。」そんな風に考える人もいます。高い料金設定をしているからには、それだけの品質管理をしているからだろうと推測するのは、間違いです。
料金が高い理由には、ほとんどが調査員数が関わります。平均的な調査員数は2〜3人です。
もちろん状況によっては、足りない場合も有りますが、通常の調査に4人以上の調査員がつく興信所には疑問が残ります。
また、ごく一般的な浮気調査で「100万以上かかる」と言われた場合、その場で契約してはいけません。
一度持ち帰り検討する事も大切です。持ち帰り検討することに難色を示す場合、悪徳業者の可能性が高いと考えてもいいかもしれません。
近年離婚率は横ばい傾向にあります。けれど20年前位の離婚率と比べた場合、かなり増加しています。実際、身の周りに一人や二人、離婚してる友人・知人がいるのではないでしょうか。
興信所に持ち込まれる依頼の多くは浮気調査です。パートナーの浮気で離婚を考える人は意外に多いことは知っておいてください。
また、興信所に依頼し調査を行うことで、話し合いを優位に進めることや、パートナーとの話し合いの進め方について、興信所によってはアドバイスをしてくれるところがあるようです